
くっきぃず保育園で一番大切にしていること。それは子どもたちの無限の可能性を信じることです。人間はどこで生まれても良いように言語・気候などに適応することが出来ます。そして、様々な知能・運動能力を身に着けることが出来るのです。人間は3歳までに脳細胞の発達の約80%が完了します。乳幼児期の過ごし方がその後の人間形成に多大な影響を及ぼします。つまり保育園で過ごす時期にどんな「環境」で、どのように「育てられ」、多様な「体験」をしたかでその後の人生が大きく変わるのです。

人間にとってとても重要な乳幼児期ですが、その乳幼児期の教育について日本で公に重要と認められたのは2018年の保育所保育指針改定からです。保育園はただ単に大切なお子様を「お預かり」する場所ではなく、子どもが「育つ」場所です。私たちはこの大切な時期に子どもたちが1日の大半を過ごす場所としての重要性を深く理解し、可能性あふれる子どもたちに最高の保育(=教育+養護)を提供することをお約束します。



子どもたちが日常の生活から主体的に行動できるようにすることを目標としています。主体性を持った子は一般的に①自分のやりたいことに一生懸命取り組める、②自ら考えて動ける、③友達と協力しながら様々な活動に取り組める、④積極的にチャレンジできる等の特徴があると言われています。変化が激しい令和の時代に、芯をしっかり持って自ら考えていく力は必須ではないでしょうか。また、様々なことに積極的に挑戦し、成功体験を通じて自信を持ち、自己肯定感の持つことができます。食事、着替え、排せつ等生きる上で必ず行わなければならないことがあります。くっきぃずでは個人の能力に合わせつつ、出来るだけ身の回りのことを自分自身でできるようにすることで、小さいころから主体性・自己肯定感をもてるような生活を送っています。

冒頭でお話しした通り、私たちは子どもたちのあらゆる可能性を信じています。「子どもだからできなくても仕方ない」「大変そうだから代わりにやってあげよう」「大きくなれば出来るようになるだろう」という考えの方もいらっしゃると思います。しかし、くっきぃずではその子ができる最大限の能力を引き出すため、出来るだけ自分の力で日常生活から初めての挑戦まで様々なことに取り組めるようなサポートをしています。当園では、いつも靴下を履かせてもらっている子がいました。もちろん本人にとっては相当な苦労なのだと思います。いつも通り履かせてあげれば何事もなく生活することが出来るのでしょうが、その日は時間があったので、先生たちはたくさんのアドバイスを送りながら本人に頑張ってもらいました。試行錯誤しながら10分以上はかかったでしょう。でも、自分で履けたときのその子の表情を忘れることはできません。その後はスムーズにお散歩の準備を自分で完了させることが出来るようになりました。ささいなことから様々なことに挑戦してもらい、自信をつけてもらう機会を設けています。もちろん、日常生活だけではなく、知的・運動能力を高めるレッスンやくっきぃずの特徴である音楽など沢山の新しい挑戦においても子どもたちの可能性を信じて活動しています。

くっきぃず保育園の母体は川越で25年以上音楽教育に取り組んできた「くっきぃず音楽院」です。長年の経験を活かし、乳幼児期から音楽を身近に感じながら成長していきます。感受性が豊かになるといったことはもちろん、さまざまな音楽の効果をご存知でしょうか?①言語獲得能力に影響し、語彙数に影響が出ます。幼児期からさまざまの音を耳にすることでわずかな音の違いを認識できるようになるからです。②運動能力にもプラスの効果があります。演奏は音を聞く・楽譜を見る・音を鳴らすといった「知覚」と「動作」を複雑に組み合わせています。運動能力の獲得にスムーズな知覚と動作は有効に機能します。③人間性知能の向上。海外の複数の大学で幼いころから音楽に触れてきた人たちとそうでない人たちは幼少期から大学生にいたるまでの長い期間においてIQやワーキングメモリ等の能力にたけていることが分かっています。他にもさまざまな音楽の効果があります。くっきぃず保育園では朝の会・レッスン等日常的にピアノの音を聞き、カスタネット・すず・マラカスなどの簡単な楽器から触れていきます。音楽院が主催する発表会ではバイオリンをママやパパたちの前で演奏します。3歳児からの保育園「くっきぃずアカデメイアMOU」ではピアノ教室に通わずとも保育園の生活の中でピアノのレッスンを受けることもできます。






